まるでソファの様な座り心地!青色のチェアリング用折りたたみ椅子「Nicelee インディゴブルーチェア」
こんにちは、毎週都内各地でチェアリングをしている『チェア活!』のUM@(ゆ~ま)です。
チェアリングとは簡単に言えば、「折りたたみ椅子を置いて、身近な自然を楽しむこと」です。詳しくは👇をご覧ください。
今回は、岡山のアウトドアブランド「Nicelee(ナイスリー)」から発売されたチェアリング用の折りたたみ椅子を紹介します!
デニムの産地岡山らしい青色と特徴的なフレームが魅力の折りたたみ椅子です。
今回の記事では前半はチェアリング用の折りたたみ椅子の紹介、後半ではNiceleeへのインタビューとなっています。
こんな人におすすめの記事です👇
・折りたたみ椅子を探している人
・チェアリング用の折りたたみ椅子が気になる人
・岡山のアウトドアブランド「Nicelee」について知りたい人
岡山らしい青色が特徴のチェアリング用折りたたみ椅子を紹介するよ!
Nicelee(ナイスリー)とは
Niceleeは2021年に誕生した岡山のアウトドアブランド。
特徴的な名前のNiceleeは最初に販売をはじめた商品がコットだったので、それに関連づけてコットで気持ち良く眠るを連想させるものとして考えられました。
そこで、NiceとSleepを組み合わせて「Nicelee」となりました。
また、Sleepは眠りだけでは無く安らぎという大きな意味に捉えて、「どんなアウトドアでも安らぎや心地よさを提供します」という目標をもって活動をしています。
晴れの国でデニムの名産地である岡山らしいブルーがブランドカラー。
チェアリング用折りたたみ椅子をはじめ、折りたたみテーブルやコット、ピロー、スパイスケースにもブルーが使用されているのが特徴です。
https://nicelee-okayama.com/?srsltid=AfmBOop6azEFr8BydU8NjPOZLnCAzMEpouQK7D3OoyDmAVhm5meprLhe
チェアリング用折りたたみ椅子「インディゴブルーチェア」
すぐわかるインディゴブルーチェアの魅力
- 写真映えする唯一無二のデザイン
- まるでソファのような座り心地
- 軽くて持ち運びが簡単
インディゴブルーチェアについて
2022年11月から発売を開始した、チェアリング用折りたたみ椅子です。
私の知る限り「チェアリング用」として開発された折りたたみ椅子としては初めてのものです。
ブランドカラーでもあるブルーを全面に使用していることに加えて、これまでにないV型のフレームが写真映えする1脚です!
V型のフレームと高密度のメッシュ生地により、まるでソファの様な座り心地を楽しむことができます。
また、一般的なアウトドアの折りたたみ椅子よりも座面が低めに設定されています。
ゆったりと座れること、ローテーブルに置かれた飲み物に手が届きやすい配慮も嬉しいです。
サイドポケットが付いていて飲み物やスマホを入れておけるので、チェアリングに付き物の飲食も楽々!
折りたためばバックパックにも入れられる軽量コンパクト設計で、収納袋を入れても重さは1kg以下。
専用ケースで持ち運んでも、バックパックに入れても持ち運びがしやすい軽量タイプです!
インディゴブルーチェアをチェアリングで使ってみた
何といっても特筆すべきはその座り心地です!
まるでソファのような座り心地がアウトドアで楽しめる贅沢。
座った瞬間に少しだけ”グッ”と沈み、体を包み込んでくれる柔らかい座り心地がたまらなく好きです。
この少しの”グッ”が嫌な感じの”グッ”じゃなくて、「おお、本当にソファみたいな座り心地だ!」と感じる気持ちのいい”グッ”なんです。
腰かけた瞬間の安心感やリラックス感は本当にオンリーワンの一脚で、V型のフレームならではの座り心地を体験できます。
これまで10脚以上のアウトドア用の折りたたみ椅子を所有してきましたが初めての体験で本当に驚きました。
個人的にはこのV型フレームがまるで車のエンジンのようで、力強さと美しさが両立された機能美のある見た目も大好きです♪
フレームに生地をはめこむ際には結構な力が必要かもしれないです。
組み立ての際には、生地の四隅に付いているループに指をかけて、引っ張りながらはめ込んでみてください。
Niceleeのインディゴブルーチェアは「これこれ、アウトドアでこういう椅子に座りたかった!」と思える一脚。
のんびりと流れる雲を眺めながらコーヒーを飲む時間をさらに贅沢な時間にしてくれます。
Niceleeへのインタビュー
ここからはチェアリング用折りたたみ椅子を開発したNiceleeの礒部氏へのインタビューをご覧ください。
Niceleeの成り立ちについて
昨年(2021年)の1月末まで某自動車メーカーに30年間勤務していました。
最後の10年間はマネジメント中心の業務でもう一度直接モノづくりと向かい合える仕事をしたいと思い、ちょうど会社の早期退職の募集もあったので、退職を決意し、昨年6月に個人事業主として起業しました。
アウトドアブランドを立ち上げた経緯は、全く下世話な内容ですが、色々調べてみるとネットでの商品販売の敷居がかなり低くなっていたこと、では何が売れるかと調べると、アウトドア関連でした。
ただ、アウトドア関連商品は既に沢山あって、何を売れば良いのか色々と調べた結果、コットという商品を見つけました。
私自身、そもそもキャンプやアウトドアに詳しかった訳では無くて、コットというものを知りませんでした。ということは自分以外にも、コットという商品はまだそれほど世に知られていなくて、まだまだ販売が伸びる可能性があると思い、このコットで飯を食っていこう、という非常に安易な考えで、11月よりAMAZONと自社ECサイトで販売を開始し、今に至っています。
ブランドカラーのブルーですが、アウトドアブランドの商品がアースカラーの商品が大半を占めている中で何で他のブランドと差別化出来るかを考えました。
真っ先に思いついたのはマツダの戦略です。徹底的にソウルレッドを打ち出しました。また、他の商品とお金をかけない差別化を以前学んだことがあって、それが色でした。
他のブランドに無い色にすれば、それは差別化になると考えました。ナンバーワンよりもオンリーワンなブランド、10人いたら一人が熱烈なファンになってくれることを目指して、他のブランドには無い色にしました。
では何色にすればアピール出来るかを色々と考えた結果、岡山の地域性に結びつけて地元の人に愛されるブランドを目指そうと思い、岡山はデニムの産地ですし、晴れの国岡山というキャッチフレーズがあるほど雨が降らない土地、瀬戸内海も綺麗、ということから自分もブルーが好きなので、ブルーで行くしかないな、と思い、徹底的にブルーにこだわることにしました。
チェアリング用折りたたみ椅子の開発について
まず、チェアリング用の折りたたみ椅子を出そうと思った経緯からお話しすると、コットを発売して、販売促進の為にインスタで毎日投稿しているのですが、コットを片手にとりあえず、色んな景色に所に持ち出して写真を撮るようになりました。
そういう場所場所でコットに座って、景色を眺めていると、「楽しい!」と思い始めまして、そんなある日、ZIPを見て、チェアリングの存在を知りました。
「これだ!」と思って、コットでもチェアリング出来る!(初めはコットリングで流行らせようと思いましたが。。。)と考えました。
ただ、今売っているコットも約3kgと軽量ではあるものの、組み立てるのにやっぱり多少は時間がかかるということもあって、手軽さを追求するとチェアリングでくつろげる椅子を作ろう!と考えました。
椅子の目標は、軽さ、座った時の心地良さ、と差別化です。差別化は、コットで作ったブランドイメージを持ち込むことで差別化出来ると考えましたが、今回はそれだけでは無く、フレームの形状も差別化して見た目のカッコ良さも追求しました。
重量は収納袋に入れた状態で約1kgで、ベンチマークしているヘリノックスのチェアワンと互角です。
ヘリノックスチェアワンとの大きな違いはフレームの構造を変えて、座面を低くしている点です。かなり低めに作りましたので、起き上がるのがヘリノックスに対して大変という意見が出ることも承知の上で座った時のリラックス感を優先しました。
また、キャンプのように座って、焚き火など色々作業することは考えていなくて、ただただ、横にローテーブルを置いて、まったりコーヒーでも飲みながら座ることを想定しているので、思い切ってヘリノックスよりも低めにしました。
それと生地も軽量化と座った時の伸縮性を考えて、中央はメッシュを大胆に採用しました。
よく生地がきつくてフレームが組み付かないという話を聞かれていると思いますが、生地の四隅に指を引っ掛ける輪をつけています。
フレームに樹脂パーツは使っておらず、オールアルミとし耐荷重は120kgです。見た目にシャープな印象だと思います。
また、地面に設置するポールをかなり寝かせることで、砂地なんかでの沈み込みを抑えるようにしました。
チェアリングに注目している理由について
気軽に、非日常をリビング(ベッドルーム)に持ち込めるということだと思います。
椅子を片手に好きな所(ある程度常識の範囲で。。。)に座って、思い思いにリラックス出来る幸せが簡単に手に入ること。まだ、この幸せに気がついていない人が沢山いると思いますので、この市場は熱いと思っています。
さらにいうと、コットの話に戻りますが、コットをチェアリングで、ベンチとして楽しむなんて発想している人は、さらに少ないと思っていますので、コットも含めてまだまだ伸びると思っています。